さて、そろそろ 物覚えが悪い私でも
スムースに順序良く参拝が出来るようになっています。。タブン(おそッ)

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参拝手順は諸説ありますが、私が先達に教わりながら
マスター?した私なりの参拝方法をご紹介しますね。

①山門

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聖域との境界です!
札所の入口には、山門、仁王門などがあります。

山門に入る前に、一礼しましょう。
(仁王門の場合は聖域を守っている金剛力士様にも一礼するとより丁寧です)
ここで注意したいのは、決して敷居を踏まないこと!
これも諸説ありますが、私は長年踏み続けると建物が歪むからとの説に納得しています。
(あくまでもリアル的に)

あ!そうそう菅笠は取らなくても大丈夫です。
(修行中の身ですからお坊様と話す時も許されるそうです)
ただし、他の帽子等は脱帽が礼儀です。


②手水場

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手口を清めます。
備えている柄杓を使って、左手、右手の順に水をかけて洗います。
そして左手で水を受けて口をすすぎます。
(水を口に当てるだけでも十分です)
最後に残った水で握っていた柄杓を浄めます。

※写真のように水口から水が流れている場合はそちらを使います。
ただ札所によっては水が流れていないところもありますから
その時は口は省いた方が無難だと思います。

※竜は水を司る神獣なので札所の手水場が多いです。

③鐘をつく

これからお参りする仏様にこちらに向いてもらうため鐘をつきます。
(札所によって撞く回数がある場合があります)

実は、私は撞くことを遠慮しています。
理由は、朝早くは近所に迷惑?、通常はすでにお遍路さんが先にいらっしゃるので
読経のお邪魔になりたくないからです。
と言うのも団体さんが来て、ずっと鐘が鳴りっぱなしで迷惑だと自ら体験したためです。
(あくまでも私がの話です)
よって、画像がない(笑)


④お杖

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所定の場所へ大切に置きましょう。
他の人と同じお杖が多いのだ必ず自分のお杖だと解るようにした方が良いと思います。
(バンダナやリボン等で)
ご自身もですが、人が間違って持って行かれないようにです。

私は自転車遍路ですので、今回は金剛杖は持ちませんでした。
お杖はお大師さんの化身と言われますので、休む時は必ずお杖からです。
と、この辺はお遍路スタイル編で喋りましょう(^0^)


⑤本堂

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その札所のご本尊を祀っています。
先に、こちらに向かいましょう!


⑥灯明を上げます。

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本堂(次に参る大師堂も)の外に灯明立てがありますので
こちらに、火をつけたろうそくをたてます。

ここで大切なのは上段から立てていってください。
なぜなら、もし下から立てていくと、後からきたお遍路さんが上段に立てざるおえないとき
下のろうそくの熱で熱かったり、やけどする場合がありますよね。
ちなみに私は、上段左手より立てていきました。
ここが一番、私の後に来るお遍路さんが一番立てやすいのかと思っているからです。
あ!もらい火は厳禁です。

一番重要だと思うことを書きますね。
このように、お鐘だったり、灯明だったりと
必ず後から来られるお遍路さんの事や、
先にお参りしているお遍路さんに気遣うことこそが修行だと!
また、お杖を他の方が持って行くのは、間違った人が悪いのではなく
間違わせた自分が悪いのだと!
私が学ばさせて頂いた先達の皆さんから教わりました!

このことこそが、本来の手順だと私は思っています。

そして、
⑦線香に続きます。。。が、長くなったので今回はここまでに(^^♪

。。。。。。。つづく


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